2009年12月13日日曜日

画像&テーブル幅(HTML)

画像と枠線の間に余白を開けたかったのだが、imgタグでpaddingを指定してもIEで余白ができない。
久々にHTML4.01Transitionalで作っていたが、要するに「互換モード」で解釈されていた。
「標準モード」にするには、DOCTYPE宣言をW3CのURLまで入れて正しく書かなければいけない。

http://allabout.co.jp/internet/hpcreate/closeup/CU20061202A/

テーブル幅を固定するには、table-layout: fixedの指定が必要。
その上で、最初のtdで幅を指定する。
最初のtdやthで幅を指定するのはよくやっていたが、table-layout: fixedは忘れていたなぁ。

2009年12月4日金曜日

oblect要素

 各ページに共通するヘッダ部などをiframeで表現してきたが、さすがに非推奨要素は何とかしなくてはと思ってobject要素を使おうと考えた。
 しかし、IEでは枠線を消すことができないらしい。(IE8ではimgは良くなったようだが…)
 さてどうしたものか?

2009年11月4日水曜日

今更ながら2

(ホントの備忘録)

1.IEでは、画像の下側に隙間ができてしまう。

画像を上下に密着させて配置したいときに困る。
これを回避するには、imgタグに対して、
vertical-align: middle;
のように設定しておくと良い。(middle のところはtopやbottomでもいいらしい)

2.IEでは、縦サイズの小さい画像の上下に空白ができる。

縦方向が可変なボックスに、画像を背景に使って枠を付けるような場合、一番上と一番下部分を別divにして上蓋・下蓋用の背景画像(と余白)を指定するか、上蓋・下蓋用の画像をimgで直接置くことになるが、後者の方がソースとして分かりやすくなると思って、縦が数ピクセルの横長の画像を「蓋」として置いてみた。
すると、「蓋」の上下に隙間ができてしまう。FireFoxでは隙間は出ない。
imgタグには、
margin: 0px;
padding: 0px;
が適用されているはずなので謎だった。

結論から言うと、IEの場合、
画像の縦方向の表示サイズは、画像を置く場所に適用される「行の高さ」より狭くできないらしい。
line-height を変えると、問題の「隙間」も変わるが、100%より小さくはならない。
そこを小さくするには、適用されているフォントサイズを変える必要がある。

回避策は、画像を含むdivタグに対して、
font-size: 1px;
を指定する。
これは、1.の問題でも使えるらしい。

2009年10月28日水曜日

Accessの起動オプション無効化+メニューバーが消える

簡単なことだが、焦ったので記録しておく。

Accessの.mdbでスタートアップオプションが設定されているヤツは、Shift+Enterでそれを無効化して起動(データベースウィンドウを表示)できる。
ところが、それをやると、Accessは起動するが肝心の.mdbが開けないという現象に出会った。
“起債管理システム”と銘打ったヤツで、大手法規出版社の製品。

「スタートアップオプションが設定されていない」のではない。
ただ、通常に起動すると「セキュリティの警告」が出る。

要するに、「セキュリティの警告」が出ている段階は、まだ開きに行っていないだけのこと。
Shiftを押しながら「開く」をクリックすればデータベースウィンドウが出てくる。

いつもならすぐに気がつくことだが、今日はベンダーの社員が操作して不思議がっていたので、Accessそのものの問題かと思ってしまった。

それよりも問題なのが、メニューバーをいったん消して作り直している点。
終了してしまうと、当然独自のメニューバーは消えるが、元のメニューバーが戻ってこない。
すべての.mdbに影響するので困った。

元に戻す方法は、
1.Accessの画面で Ctrl+G でVBAを起動し、
2.イミディエイトウィンドウで CommandBars("Menu Bar").Enabled = True でEnter。
3.Accessの画面で、[表示] →[ツールバー]→ [ユーザー設定] メニューバーを選択して[リセット]ボタンを実行。もしくは、メニューバー →[プロパティ]→[既定の設定に戻す]
だが、
各人でやらないといけない。

2009年10月5日月曜日

BJKitを使ってみた

 サイトの見出し部をきれいに表示する方法はないかと思っていたら、BeautifulJapaneseKitというツールを発見した。
 FLASHを使ってアンチエイリアスのかかった文字を表示するというもの。 2006年に出ているので、「かなり前のモノ」という位置づけにはなる。

 試してみようと思ったが、なかなかFLASHが表示されない。

 いろいろ悩んだが、結局のところフォントの用swfは、元HTMLのあるフォルダの下のフォルダにないとダメみたい。javaスクリプトはどこにあってもパスの指定が効くのだが、swfが読み込まれない。指定の仕方が悪いのか?

 なんとか動いたが、使いこなすのは大変そうだ。
 swfは1.5MBほどあるので、まだまだ読み込みに時間がかかる環境が多いだろうし、デザイン上の問題で使えるところが限定される。
 小さな文字ではかえって見づらい。

 イベントタイトル程度では使えそうなので、ボチボチとやってみよう。

2009年9月29日火曜日

今更ながら

昨日の「IE8がWebDAVクライアントにならない」件もそうだが、当たり前のことなのに“知らない”と言うか気に留めていなかったことがあまりに多いのに愕然としている。

例えば、HTML・CSSにおけるボックスのセンタリング。
div要素で囲まれた範囲を中央寄せしたい場合、margin-left: auto; margin-right: auto;と、marginの左右に”auto”を指定すれば実現できるはずだが、IEに適用されないので色々と試行錯誤していた。
これは結局IE6以前のバグで、回避策として親ボックスに"text-align: center;"を指定して全体をセンタリングし、子ボックスに"text-align: left;"を指定して子ボックス内の表示を元に戻すしかかなった(厳密にCSS定義としては間違っているが、IEへの「仕方の無い対応」)のだが、バグであるということに気づかず、"margin-・・・: auto;"の方がダメなのだと思い込んで、おかしなcssを書いていた。

また、"text-align: justify;"も、存在自体を忘れていた。IE6以降限定ではあるが、そろそろ使ってもいい時期だろう。

もう一つ。なんとかマスターしたい技術に「float」がある。
画像のfloatは多用しているが、「フロートには width の明示が必要」という認識が欠落していた。width を明示しなくても画像はちゃんとフロートするので、CSS で画像以外のものをフロートしようとしたときに良くはまる罠になる。ボックスが回り込まずに下に表示さたりするのだが、画像と違ってテキストの「幅」は改行するまで決まらないので、動きが一定せず「なぜ?」と思っていた。
ボックスの幅をピクセルで固定する場合は何のことはないのだが、フロートする画像の隣にテキストボックスを段組的に配置したいという場合に悩んでいる。

2009年9月28日月曜日

WebDAVクライアント2

IE6をWebDAVクライアントとして使っていた。
お気に入りに登録してあるWebフォルダはIE8でも開けていたので気にしていなかったが、新たにWebフォルダを登録しようとしたら、「Webフォルダとして開く」のチェックボックスが無いではないか。

慌てて調べたら、「残念ながら IE8 は WebDAV クライアントとして利用することはできません。」とのこと。
IE8 からと言うよりは、IE7 から WebDAV クライアントはその役割を Windows Explorer (いわゆるファイルエクスプローラー) へ移してきていて、IE7 の開くウィンドウに表示されている "Webフォルダとして開く" というオプションは、実は Bug だったとか。

IE6 までは Internet Explorer と Window Explorer はシームレスに動作していたのだが、ブラウザとして、セキュリティ面や Usability 面での懸念などから、IE7 からは Window Explorer と完全に切り離すことになり、それと共に、WebDAV はネットワーク上のフォルダと同じ扱いということで、Windows Explorer が面倒を見ることになった。
WebDAV 自体が使えなくなったのではなく、役割が移ったということ。

さて、マイネットワークを隠蔽している環境ではどうしようか。

2009年9月24日木曜日

RAID電池交換

今朝出勤してみると、グループウェアを運用しているサーバが、非常に遅くなっていた。
PCU使用率100%の状態が解消しない。
再起動して復旧したが、「寿命部品RAID電池を交換して下さい。」の警告が。
古いサーバだが、購入後2年ほど起動していなかったヤツなので、それほど損耗はしていないはず。
(富士通 PRIMERGY RX100 S2)
保守業者によれば「RAID電池非搭載かも」とのことで、調べてもらうとやはり非搭載だった。
RASサービスに消耗品として搭載日付が入っているせいだとか。
人騒がせだが、今朝の障害はこのせいではないということ。

このところサーバのハングアップはなかったのだが…
連休中にグループウェアをバージョンアップしたせいかな。

2009年9月15日火曜日

IE8で

シンクライアントシステムで、8月下旬にIEを8にアップしたところ、以下の現象が発生した。

1.PDFなどをダウンロードしようとすると、「ダウンロードしようとしているサイトは、信頼済みサイトにはなく、また表示しようとしているWebサイトと違う可能性があります。」と表示される。

2.「このWebサイトのアドオンは実行できませんでした。インターネットオプションのセキュリティ設定で、競合がないことを確認してください。」と出て、FLASHが再生できない。

3.YouTubeで動画を再生しようとすると、「FlashPlayerがないか、最新でない」と表示される。

1.の件はサポート業者で対応してもらったが、2.と3.は発生するユーザとしないユーザとがいて、対応方法が分からなかったので、Microsoftに問い合わせてもらったところ、以下の方法で解消できた。

ツール ⇒ インターネットオプションと進み、詳細設定タブでInternetExplorerの設定を既定の状態に「リセット」。
その後、コマンドで gpupdate /forece としてポリシーを再適用。

わかってしまえば「なんだ」となるが、結構時間がかかった。

2009年7月28日火曜日

WebDAVクライアント

しばらく大きな問題もなかったので更新も止まっていたが、
最近やっていたことを書いておこう。

結果としては大きな問題ではなかったのだが、
WebDAVクライアントの設定で悩んでいた。

正確には、
WebDAV上のユーザフォルダを、自動的に
ネットワークプレースとして追加するスクリプト(WSH)である。

ネットワークプレースの名前を設定(%username%を使用)
オブジェクトの作成
ネットワークプレースのパスの取得(Nethoodの場所)
フォルダ作成
フォルダの属性変更(ReadOnly+Folder)
target.lnkファイル作成
target.lnkファイル属性変更(Archive)
desktop.iniファイル作成
desktop.iniファイル属性変更(Hidden+System)

とやって、フォルダはできるのだが、
「Webフォルダ」にならないのである。

WebDAVを構築した業者もお手上げ。
ネットで尋ねたりもしたが手がかりなし。
結局あきらめた。

難しい作業ではないので、ユーザ個々にさせれば良いのだが、
ウチのシンクライアント環境では「マイネットワーク」を隠蔽しているので、
そういうわけにもいかない。

最終的には、ブラウザ(IE)で、
ファイル ⇒ 開く ⇒ URL指定&「Webフォルダとして開く」として、
フォルダが開いたところで「お気に入り」に登録する。
ということで決着した。

2009年6月5日金曜日

外字

 基幹系システムで使用する外字ファイルは、ユーザのログイン時にセンターからダウンロードする仕様になっているが、ターミナルサーバ環境で外字が表示されない問題が発生。
 どうやら、別ユーザがログインしている状態ではWindowsのFontフォルダに書き込みができないらしい。
 退庁時にはログオフすることになっているが、このテの決まりは守られないもの。
 毎日再起動するようにでもすれば、翌日だれかがログインしたときに書き込まれるか?
 再起動は週1回でスケジューリングしているが、その直後にバッチでダウンロード・書き込みするか…

2009年5月19日火曜日

続 AcroPDF.dll

 今月悩んでいた問題は、結局Adobe Readerを7まで落とすことで一段落した。

 Acrobat 9 を導入したので、それはなんとか生かしたい。
 「8」と「9」とは共存できないので、CommonFilesを使わないバージョンまで下げた。

 「文書管理システム」の印刷プレビューがおかしくなる件は、一部の画面だけで発生しているので、システム側で対応できる可能性がある。
 それに期待しよう。

2009年5月14日木曜日

AcroPDF.dll

 5月になってからの課題は、PDF作成・編集ソフトである。

 シンクライアント環境では、CutePDFやLivePDFといったフリーソフトを使っているが、出来上がるPDFの品質がいまひとつ。中にはまったく使い物にならないモノもある。

 Acrobatを導入したいが、ライセンスもさることながら、他に大きな問題がある。

 アプリを入れるなら最新版にしたいが、Acorobat・Readerは現在は「9」。
 シンクライアント導入時にReader9を入れたが、「文書管理システム」で問題発生。
 起案書などの印刷プレビュー(PDF)画面がうまく表示されない。
 正確には、表示されたりされなかったりして、安定しない。
 あげくにはIEが落ちたりする。

 いろいろやってきたが解決に至らず。
 現在わかっている点を整理して、少し頭を冷やそう。

 OSはWindows Server 2003。
 IEは6。
 Reader8では問題発生せず。
 ReaderもしくはAcrobatの9をインストールすると発生。
 FireFoxでは発生せず。
 特定の画面で発生するように見える。
 起案書の印刷の場面で発生。一覧表などは問題なし。通常のインターネット閲覧でも問題は起きていない。
 IE8ではなんとか動いているが、検証不足でなんとも言えない。

 思うに、Acrobat・Readerの9用のArcoPDF.dllの問題か、プレビューを表示させるプログラムの問題かのどちらか。

 Acrobat9とReader8とが共存できればよいのだが、8と9との共存はうまくないらしく、PFDファイルの標準のビューアを8にすることができない。

 解決策としては、

1.問題範囲が限定されているので、プレビューを表示させるプログラムの問題が濃厚。これを改善する。

2.PDFをブラウザで開かないようにする。(この方法では問題は起きていない)。

3.IEを8にする。

4.PDF表示ソフトをAdobeReader以外にする。

 といったところか。

 4.に適当なソフトがあれば良いが、フリーソフトを試したところでは、表示がいまひとつキレイでないので、当面は2.で逃げるしかないか。

2009年4月30日木曜日

XPの起動が遅い

職員から個人のパソコンを見てほしいと頼まれた。
「終了オプションからスタンバイが消えた」「起動が遅い」とのこと。

「終了オプションからスタンバイが消えた」件は、
デバイスマネージャでディスプレイアダプタが無効になっていたため。
スタンバイ中に電源を切ったりすると起きるらしいが、
何でそうなったかは不明。

「起動が遅い」のは、メモリが決定的に足りないから。
128MBしかない。(OSはWindowsXP Home)
128MBはMicrosoftが「動く」と言っている最低スペック。
動いているんだから嘘ではないが、512MBはないと使えないだろう。
「最初は調子良かった」
 Windowsとはそういう「生き物」である。
「筆ぐるめ」をバージョンアップしてからだとか。
 やっぱりねぇ。

誰が何もしても早くはならないだろうが、
泣きつかれているので、とりあえず以下のことだけやる。
(自分のマシンではないのでアプリを消すわけにもいかない)

デスクトップとスクリーンセーバーが
 「スパイダーマン」になっていたので、これをフツーに戻す。
スタートメニューのスタートアップ項目をすべて削除。
msconfigから自動スタートアップのいくつかを停止。
(コマンドがC:¥WINDOWS¥system32...でないもの)
レジストリの最適化
(フリーソフト 「NTREGOPT」を使用)

WindowsUpdateもしていないようなので、
IE7・8を除いてアップデートする。

Cドライブ内の不要(?)ファイルを全部削除してから最適化。

それでもほとんど早くはならない。
「Win高速化PC+」でも使ってみるか…
(Windows2000で使ったことがあるが実感が得られなかった)

Norton AntiVirus2003が入っているので、
それも遅い原因だろう。
(パターンファイルの更新期限は2005年に切れているようだが…)
「それも」ではなく「それが」というのが正確かも。
Symantec AntiVirus Clientに変えてみるが、同じことだろう。

2009年4月27日月曜日

テキストエディタ

突然だが、Crescent Eve を使ってみることにする。

田舎管理者だが「管理」するのはシステムばかりではなく、
自治体のWebサイトも管理している(こちらが「本職」)。
CMSに移行予定だが、手がまわらず遅れ遅れになっている。

そんなわけで、
WebサイトはHTMLソースを自作している。

大昔からホームページビルダーを使っていたが、
3年程前から、スタイルーシートを全面的に採用し、
同時にテキストエディタで作るようにした。

これまではStyleNoteを使ってきた。
スタイルシートに取り組み始めた時は、
そもそもどんなタグがあるかさえ知らなかったので、
タグリストが一覧で表示されるStyleNoteは重宝した。

ずいぶんと勉強させてもらったツールだが、
「br」など「閉じるタグのないタグ」の処理に問題があり、
最近はツール自体が更新されないので、代替ツールを探していた。

現在のソースでは、FireFoxでの表示に問題があるが、
逐一文法チェックをしている余裕もなく、放置してきた。

業務ソフトではIE6までしかサポートしないモノが未だ多いので、
職場ではIE7は入れていないが、IEはすでに8になってしまった。
いつまでもIEだのみではいられないので、
FireFoxへの本格対応をしなければならない。

CMSを導入しても、
既存のコンテンツすべてをCMS上に展開できるわけではないし、
内容が固まっているモノは、
CMSよりはHTMLでキチンと作った方が見やすい。

CMSにおけるCSSのカスタマイズのためにも、
ちゃんとしたエディタは必要なので、
Crescent Eve を使ってみる。

シンプル過ぎて不安だが、自宅で試してみたところ、
タグの頭文字さえ分かれば「スゴイ」の一言。感動した。
HTMLやCSSのリファレンスサイトとの併用になるが、
やっていけそうだ。

OLACLEがSunを買収

少し前の動きだが、備忘として記載。

2009/4/20 OLACLEがSunmicrosystemsを買収と発表。
IBMが買収の噂があったが、結局OLACLEに。

ハードとしてのSunは、あまり使っていないので何とも言えない。
「信頼性が高い」というふれこみだったが、
ずっとトラブル続きでなのでそういう実感はない。
Sunのサーバが並んでいる様はカッコイイが、騒音が…
(「ジェット機のような」とまでは言わないが)

個人的には、
JavaとSunRayとOpenOffice(StarSuite)がどうなるか心配。

Justsystemもキーエンス傘下に。
「資金繰りが困難」とのJustsystem側の説明。
ATOKと日本語処理に関する技術は生き残るだろうが、
長年使ってきた「一太郎」はどうなるんだろう?
というより、自分はどうすべきか?
以前から迷っていたが4/3のこの発表で真剣に考える。
OpenDocumentに切り替えようかなと思っていた矢先の
Sunmicrosystemsの買収である。

OpenOfficeのチームは楽観しているとの情報があるが、
やっぱりMS-Officeにしろって?

2009年4月21日火曜日

教科書システム

自治体の業務の範囲は広い。
その業務のそれぞれで情報システムが利用されている。

住民情報などの“基幹業務”については、
早くからシステム化が進み、「基幹系システム」として確立している。
ウチでは2年ほど前からその基幹系システムを再構築中で、
6月にはすべてのシステムが本稼働する。

それらの業務については、ベンダーがしっかりしているので、
好き嫌い・出来不出来はあるが、なんとか回っていくものだ。

ちなみに再構築前は、
ホストコンピュータでCOBOLプログラムでやっていた。
(私もそのプログラマ上がりである)

そういった「基幹系」システムは、
もはや我々現場の管理者の手を離れているので、
無責任なようだが、どうでもいい(=どうしようもない)。

基幹系のシステム以外にも、
調査モノを中心とした細かな「システム」がたくさんあり、
中央省庁から個別に配布されてくる。

日本は「省が違えば別の国」なので、情報システムにも一貫性がない。
さすがに総務省関係は
標準的な環境で動くような「システム」を提供してくるが、
それ以外の省庁は、自分のところで調達(開発)したシステムを、
こちらの環境などお構いなしに、平気で自治体に押し付けてくる。

今日は「教科書システム」で問題発生。
問題といっても、フツーのPCなら問題ではないのだろうが、
こちらはシンクライアントである。
ヘタに何かインストールしようものなら、影響は全員の環境に及ぶ。

「教科書システム」は以前からある「システム」なので、
シンクライアントでも動くようにしてきたつもりだったが、
今日現場で実際に使ってみたら、DBが読めていない。

実行にVB6のランタイムが必要なのはわかっていたので、
標準と思われるモノは入れてあったのだが、
やはり「専用ランタイム」が要るらしい。

「専用ランタイム」の存在もわかってはいたのだが、おっかないので、
「動かなかったら動くのに必要なものだけ入れる」方針で様子を見ていた。

動かないのでは業務が回らないので、「専用ランタイム」を入れてみる。
するとインストールの最後で、
「△△が…を開けません」とうような(うろ覚え)のメッセージが出て、
インストールは失敗する。

しかし、予想どおり、「システム」は動いた。
OCXの何かが関係しているのだろう。
インストールに失敗すると、
インストールプログラムは自分が入れたモノを消して終わるのだが、
「VB6ランタイム」に依存する部分は、
自分が入れたモノかどうかわからないので、これは消されない。

乱暴なようだが、このテは結構使う。
「専門家」も「専用PC」も置けない田舎自治体の管理者の、
せめてもの知恵である。

2009年4月20日月曜日

静電気?

「ICカードが使えない」との申し出あり。
どのSunRay端末にカードを挿しても「26D」が出たまま。

SunRayサーバで確認したところ、
カードは使用可能で、当該ユーザのセッションはない。
(つまり普通の状態)
導入業者に電話で相談。
「カードを登録しなおすのが早い」とのこと。

基幹系サーバの回収に来た販売店のスタッフが導入業者と相談して、
「ログイン画面/アイドルセッションを終了」を試みたが変化なし。
結局カードを登録し直すことで解消。

導入業者は、「静電気を溜め易い人に起こりがち」だと。
曰く、「高脂血症とか化繊を着ているとか」。
静電気と言われれば「そうかもしれない」と妙に納得してしまう。
そんなものなのか…。結局ホントの原因はわからない。

OS損傷?

先週の金曜日、
基幹系ターミナルサーバの1台でLivePDFが動かなくなった。
プリンタとしてLivePDFを選択して印刷に進むと、
タスクトレイ上に印刷中のアイコンが表示されるが、
「ファイルの保存」に進まず消えてしまう。

インストール先のProgramFilesにLivePDFのフォルダがない。
(もう1台は正常に動作しており、当該フォルダはちゃんとある)

導入業者に連絡し、リモートでの調査・修復を依頼した。

帰宅後の21時40分、導入業者から携帯に電話が入る。
「作業中にサーバがフリーズした。
 ディスク読み込みエラーが発生し再起動できない。
 ディスクの障害と思われるので、交換し再インストールする」
とのこと。

今朝のメールによれば、
- 当該サーバがリモート作業中にフリーズ
- ELOM Remote Control により再起動
- Disk 読み込みエラーが発生し起動不可
- hosts を書き換え、もう1台のみでの運用に切替
- 調査の結果、NVRAID が無効になっていた
- NVRAID を有効にしたが、
 OSが損傷を受けているようでログオン出来ない
ということだった。

11時頃、ハードの販売店のスタッフが来てサーバを持ち帰る。
本日中にはディスクの交換が終わり、
明日以降でWindowsの再セットアップを行うとのこと。

今回障害が発生した基幹系サーバは、SunFire2100。
2200で起きたNQCとnVIDIAの問題が2100にもあるとの情報あり。
今回の件はそれが関係しているかもしれない。

改めて整理して記載するつもりだが、
ウチの基幹系システムをシンクライアントで運用することには
実は大きな問題がある。

2台に分散していることで、
問題事象の発生する確率が下がっていたのだが、
1台運用となると、実際に発生するのではと心配。
(いつ発生してもおかしくない事象ではあるのだが…)
 

2009年4月17日金曜日

パーティション

今日のお相手は、FMV-7000NA5。
メモリこそ256MBだが、Pentium4 2.20GHz搭載で、
当時としてはそこそこのモノ。

富士通製品は長く使ってきたが、
この7000シリーズは一番×かな。
真四角な筐体で、外観は個人的には好きなのだが、
冷却FANとHDDのカリカリ音がうるさい。

それに、なんといってもHDDがよく壊れる。

3月末に処分したノートPCは、
FMV-655NU8C/Lがメインだったが、
これはコンパクトで静かで良かった。
もちろんHDDはそれなりに壊れたが、
7000シリーズとは頻度が違う。
毎日皆に叩かれまくりながら8年以上も使えたのだから、
私は名機だと思っている。
バックライトの寿命に当たり外れがあったけど。

さて、本題。
今日のお相手はHDDが28GBしかない。
Cドライブは6GB。WindowsXP Pro SP1。
これではSP3までもっていっての運用は厳しいので、
Cドライブを拡張することにする。

手持ちのツールは、
Acronis DiskDirector Suite 9.0と、
Paragon Partition Manager 7.0 Professional。
Partition Managerは一度失敗したことがあって、
(FAT16をFAT32に変換したときだったか…)
それ以来DiskDirectorを愛用している。
(完全版ではなくセーフ版を使っている)

古いマシンでリカバリROMもなく、「実験」している余裕もないので、
安全をとって今日もDiskDirectorにお世話になる。

PCにデータの保存はしないので、Dドライブを10GBに削り、
残りをCドライブに割り当てて、作業開始。
さてどこまでやろうかな。

2009年4月16日木曜日

PC転用

シンクライアントシステム導入に伴って、
それまで使っていたパソコンを廃棄・転用することとなった。

廃棄処理は3月末に終了。
ノートPC74台、デスクトップ4台。
他にCRTと液晶モニター、インクジェットプリンタを買取業者に譲渡。
まだ査定中だが、「持出し」にならないか心配。

HDD消去には5台並列で正味3日間かかった。
大昔の10GB程度のディスクなのでこれで済んだが、
イマドキのPCならどれだけかかったことか…

ほとんどがWindows98で導入したマシンで、8年以上経過。
4年目あたりからチマチマとWindows2000に換装してきて、
気がつけば稼動する全機がWin2Kになっていた。
(よく働いたなぁ)

もちろん、
比較的新しいマシン(5年前ならウチでは新しいと言う)
もあるわけで、そいつらにはまだ働いてもらわねばならない。

今回廃棄したものと同程度のPCがまだ数台あるので、
クリーンアップして、それらと交換する。
昨日までに6台転用し、本日7台目。

WinXPのSP3適用、
古いMS-Officeを削除し、2003に統一してアップデート、
ディスクのクリーンアップ、デフラグなどなど、
一通りのことをやっていると結構1日がかりになる。
仕事はこればかりではないが、
4月になってからは、ずっと中古パソコン屋さん状態だ。

【今日の作業】
FMV-7220NU5/B
なぜかEPSON MAXART PX-9000なるプリンタがあり、
これ専用にする。(役所にある代物ではないとよく言われる)

長尺モノを印刷するソフトが必要。
私は一太郎の横断幕印刷機能を使うのだが、
専用ソフトの方が便利というわけで、POP RACER2がある。
プリンタと一緒に来たソフトなので、だいぶ古いが、
PCも古いので「まぁいいか」とインストール。
Administratorでは問題なく動作することを確認。
ところが制限ユーザで起動すると、
「システム レジストリの更新に失敗しました。REGEDITを使って更新してください。」
とメッセージウィンドが出て、短時間で消える。
気にはなるが、フツーに使えそうなので放っておくことにする。

Vistaでは、セキュリティ向上の為、
レジストリの仮想化が行われていて
システムフォルダやレジストリの書き込みに制限がくわえられている為に
インストールに支障が出るアプリケーションがある
という話は聞いたことがある。
WinXP SP3のせいかな?

Copyfactory3というソフトも使っていたが、
これはプリンタ納入業者のサービスだったようで、メディアがない。
今は「5」まで行っているようで、23,000円ほどする。
そんな金があるわけないので、
プリンタに添付されていたEPSON Smart Panelなるソフトの
「コピー」機能で代替することとする。

2009年4月15日水曜日

ハングアップ

さて、昨年末に稼働したシンクライアントシステム SunRay。
トラブル続きだが、この辺で備忘を兼ねて経過と課題を整理しよう。

SunRayサーバ×2
A.内部情報系Windowsターミナルサーバ×2
B.基幹システム用Windowsターミナルサーバ×2

まず、A.の内部情報系が“固まる”。
A.はSun Fire X2200 M2で、HDDは1TB×2のRAID1構成。

導入当初からA.が連日のように“固まる”。
2台の内の1台が固まりやすいが、一定ではない。
アプリを疑い、まずメールチェッカ(B'sBiff)を停止。
Justsystem関係も怪しいので、不要なものは削除。
一時落ちつくかに見えるが、すぐにまた再現。

導入業者はディスクアクセスの問題を疑うも、決め手がなく、
メーカー側ではマザーボード(システムボード)の交換を試みるが、
改善されない。

OS(Windows Server 2003 R2)を再インストールして、
当初のような頻繁なハングアップはなくなったが、
それでも週に1回程度の頻度でハングアップする。

2台の内の1台では、
他のPCにリモートデスクトップ接続して、
業務アプリ(管理者用)を起動し、
印刷プレビュー(PDF)を表示すると、
必ずハングアップするという現象あり。

最終的にこの件は、メーカー側によって、
ディスクコントローラとデバイスドライバ間の不具合
と結論づけられた。
具体的には、
Native Command Queuing(NCQ) と
nVIDIAのRAID/IDEドライバとの間の不具合。

 NCQはディスクI/Oの最適化を実現するために導入されており、キューイングされたディスクに対する制御を効率が良い順番に並べ替える仕組み。そのため、nVIDIAのRAIDドライバとNCQとのに不具合がある場合に、nVIDIA ドライバが期待した通りの動作をディスクが実行しないため、ディスクへのI/Oにおいて不正が発生するらしい。

ディスクコントローラの修正版が適用されるまで、
NCQを無効に設定することで回避できるとのこと。

4/4(土)にその適用作業を行い、本日で12日経過。
これまでで最長の「安定稼動」になっている。

4ヶ月、長かったなぁ…